ESSAY

『鬼滅の刃』と『千と千尋の神隠し』どちらが1位でも別にいいじゃない

こんにちは、シュンスケ【@SHUNSUKE_BLOG】です。

 

あと3時間ほどで2020年も終わりとなる、大晦日の夜にコレを書いています。

 

今年はなんと言ってもコロナウィルスに翻弄された1年でしたね。

 

色んな意味で世界が1つになった感じもします。

 

大きな自然災害の前では、環境問題や内戦や核開発や人権侵害など、様々な問題が霞んでしまった印象を受けました。

 

また、コロナの影響で東京オリンピックが延期になったり、多くの人が職を失ったり、著名な方もずいぶん亡くなりました。

 

総じて世界的に暗い話題が多かったと思います。

 

逆に明るい話題はと思ってググってみると、やはり『鬼滅の刃』が話題の中心だったようですね。

 

コミックスが完結し、テレビアニメやグッズの売上も絶好調で、映画に至っては、日本一の興行収益を誇っていた、スタジオジブリの【千と千尋の神隠し】を抜き去り堂々の一位を獲得したもよう。

 

ただ往年のジブリファンはコレが面白くないらしく、ネット上でも【『鬼滅の刃』と『千と千尋の神隠し』とどちらが作品として優れているのか論争】が勃発しているようです。

 

映画なんだから、自分が観て面白ければそれでいいじゃないかと思うのですが、自分の【推し】が負けるのは許せないとか何とか…。

 

製作側が興行を気にするのは当然ですが、視聴者までが興行収益を気にして、売上のために何度も映画館に足を運んだり、コミックスやグッズを買い込んだりという行動には違和感を覚えます。

 

もちろん煽ってるマスコミが悪いのでしょうが(当然作品に罪はない)、そのマスコミのやり口を真に受ける人にも嫌悪感を感じるのは僕だけでしょうか?

 

  1. その作品を観て、何を感じたか?
  2. その作品に込められた情報やメッセージは何なのか?
  3. その作品を観て、自分がどう変わっていくのか?

そういったことが無視されて、ただ流行し消費され、いつしか忘れ去られていくだけの作品が何とも不憫でなりません…。

 

  • 『千と千尋の神隠し』の宮崎駿監督
  • 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴先生

このお二人が、両作品を通じて世に投げかけたメッセージは一体何だったのか?

そういった事が蔑ろ(ないがしろ)にされて、コンテンツの奴隷ばかりが量産されていくのは残念でなりません。

 

 

千と千尋の神隠し』は主人公の少女・萩野千尋が異界に迷い込み、そこで豚になってしまった両親を助け、元の世界に戻るまでのお話です。

 

異界で独りぼっちになった千尋は、名前を奪われ、そこでので労働を余儀なくされますが、働くという事で仲間ができたり、生き甲斐を獲得したり、大切な事を思い出したりという少女の成長に主眼が置かれています。

 

鬼滅の刃・無限列車編』は鬼滅の刃のストーリーの一部から抜粋された映画です。

 

主人公の竈門炭治郎というより、作中のメインキャラクターの一人である炎柱・煉獄杏寿郎に焦点が当てられており、敵との壮絶な戦いの果てに命を落としてしまいます。

 

ここは鬼滅の刃の中でも屈指の名シーンで、この煉獄杏寿郎の死が、この後の主人公・竈門炭治郎の成長や心の原動力となっていきます。

 

両作品に共通しているのは、

  • 主人公の成長
  • 日常の生活を奪われ、非日常の世界への移行

でしょうか?

 

千尋も炭治郎も、家族を奪われ、日常から非日常の世界へ移動し、そこで戦ったり働いたりしながら成長していく。

両作品は、そういった共通点のあるお話になっています。

 

 

奇しくも、2020年は世界中がコロナウイルスにより非日常の世界に突入しました。

 

ウイルスは自然災害なので、こういった事は、望むと望まざると定期的に起きうる出来事です。

 

コロナに感染した事で、世界中で今も多くの方が亡くなっていたり、経済的または精神的な理由で自ら命を断ってしまう方も増えているようです。

 

辛い状況なのは理解できますが、それでもサバイバルしていかなければなりません。

 

  • 千尋が孤独に、それでも一生懸命働き、異界から生還を果たしたように。
  • 炭治郎が煉獄さんの死を乗り越え、心を燃やして戦い抜いたように。

 

 

『千と千尋の神隠し』も『鬼滅の刃・無限列車編』もメッセージ性の強い優れた作品である事に変わりありません。

 

こういったパンデミックな状況でこそ、こういった作品から学ぶ事は多いのではないでしょうか?

 

もうすぐ2021年になりますが、少しでもこの状況が緩和され、日常の生活を取り戻し、多くの人が幸福な人生を送れるように祈っております。

 

シュンスケ
シュンスケ

今年も色々とありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

それではまた…。

 

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