
仮想通貨(暗号資産)に興味があります。お試しでビットコインを買ってみようと思うのですが、1,000円からでも利益は出せるものなのでしょうか?
こういった疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- ビットコインは少額からでも利益は出せます
- 過去にビットコインを1,000円投資していれば大儲けできるタイミングはありました
- 「ビットコインの1,000円投資」の本質は情報に対してアンテナを張ることにあります
- 本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、実際に仮想通貨(暗号資産)に投資しており、資産のポートフォリオ全体の3割をビットコインが占めている者です。
未来の通貨である仮想通貨。
その代表選手でもあるビットコインに興味があるという人も増えてきていると思います。
そこで今回の記事では、
もしもビットコインに1,000円投資したら儲けることはできるのか?
この点について、いろいろな角度から解説していきます。
ビットコインなどの仮想通貨に少額投資する意味や、その本質についてもお話するので、しばしお付き合いください。
それでは本題に入ります。
ビットコインは1,000円の少額投資でも利益は出せます


結論から言うと、ビットコインを1,000円でいいので購入しておけば億万長者になれるチャンスは存在していました。
ビットコイン登場時の価格は1枚あたりたったの0.07円
というのも、ビットコインは登場初期につけられた値段は、1BTC=0.07円だったからです。
(※ビットコインに初めて値段がつけられたのは2009年10月)
今からでは考えられない破格の値段ですね。
ビットコインを0.07円で1,000円分購入すると何枚くらい買える?
では、この1BTC=0.07円という価格の時にビットコインを1,000円分購入していれば、その後どうなっていたかをかんたんに計算してみます。
1,000円÷0.07円=14,285.71428…..
となります。
つまり、2009年10月時点の価格で1,000円分のビットコインを購入すると、約14,285枚買えていたということになりますね。
14,285枚のビットコインを、その後の価格で売却すると利益はいくらでるのか?
1,000円で購入した14,285枚のビットコインを、その後上昇したタイミングで売るといくら儲かったかを検証します。
※計算をかんたんにするために、小数点以下は無視します。
年月日 | 1BTCあたりの価格 | 売却益 |
2010年7月 | 7円 | 99,995円 |
2011年3月 | 70円 | 999,950円 |
2012年11月 | 1,000円 | 14,285,000円 |
2013年12月 | 75,000円 | 1,071,375,000円 |
2014年12月 | 40,000円 | 571,400,000円 |
2015年6月 | 25,000円 | 357,125,000円 |
2016年8月 | 60,000円 | 857,100,000円 |
2017年12月 | 2,000,000円 | 28,570,000,000円 |
2018年3月 | 900,000円 | 12,856,500,000円 |
2019年11月 | 1,000,000円 | 14,285,000,000円 |
2020年3月 | 520,000円 | 7,428,200,000円 |
2021年10月 | 7,000,000円 | 99,995,000,000円 |
2009年に1,000円分のビットコイン(1BTC=0.07円)を購入し、2021年に売却していれば999.9億円になったということになります。
2009年にビットコインの存在に気づけていましたか?


上記の表の通り、たとえ1,000円の投資でも、底と天井で売買できていれば誰でもかんたんに億万長者になれるのはおわかりいただけたかと思います。
早い段階でビットコインの価値がわかっていたら…?
当たり前の話ですが、2009年の時点でビットコインの価値に気づいて、1,000円分でいいから買っておけばと思っている人はたくさんいます。
別に1BTC=0.07円でなくても、1BTC=70円とか、500円の時期にでも参入していれば、大儲けすることは可能でした。
ですが、そのたった1,000円の投資ができない。
なぜか?
それは、情報に対する感度が低いからです。
必要だったのは仮想通貨やビットコインのことを知っていて、1,000円投資する行動力だけ



情報の感度が低い…?どういうことですか…?
1,000円が999.9億円になることを知っていれば、誰だって1,000円くらい出しますよね。
知らないからできなかっただけです。
つまり、大切なのはそういった情報に鼻が効くかどうかということだけ。
先行者は失敗のリスクも高いけど、爆益のチャンスも高い
たしかに未知のものや聞きなれないものにお金を突っ込むのは怖いです。
詐欺かもしれないし、お金を失うかもしれないから。
ですが、大儲けのチャンスはそういうところに転がっているのも事実です。
みんなが知っている儲け話では利益はほとんど出せません。
結局、多くの人がまだ気付いていない時に動き出せるかが鍵ということですね。
- 未来は不明です
ちょっとズルいかもですが、未来がどうなるのかは誰にもわかりません。
なのでリスクを恐れて仮想通貨に投資しないという判断も当然アリです。
ですが、僕はビットコインには未来があると感じているので、この分野には時間もお金も投資します。
資産の2,3割を投資して、将来億を目指せるなら安い買い物です。
価格が跳ねるのはビットコインだけではありません





2009年にビットコインを買っておけば大儲けできたのはわかりました。けど、今からじゃ遅いんですよね?
答えはNOです。今からでも間に合います。
ビットコインはまだまだ発展途上
ビットコインは2009年にリリースされてから、今日まで、その価値や価格がぐんぐん上がっていっています。
そして、乱高下はあるものの、今後もその価格は上がり続けていくものと思われています。
来年、再来年で大儲けは難しいかもですが、5年〜10年後を見据えて投資ができるなら、ビットコインに積立投資をするのは全然遅くないです。
むしろ個人的には「仮想通貨は冬の時代w」とバカにされている今がチャンスだとすら思ってます。
アルトコインに投資する戦略もあり
- アルトコインとは?
- ビットコイン以外の仮想通貨コインをまとめて、アルトコインと呼びます
- ビットコインと比べて、価格が安く、種類もその用途に合わせて多数存在します
- 数千種、数万種と存在しますが、日本で買えるのは現在のところ20〜30種くらい
ビットコインが仮想通貨の王様であることは間違い無いのですが、今から短期で爆上げを狙うならアルトコイン投資も視野に入れるといいと思います。
- アルトコイン投資はポートフォリオのほんの一部だけにしよう
一応注意喚起なのですが、アルトコインはビットコインと比べてリスクが高いので、買うならポートフォリオの一部にしておくのが無難です。
僕もアルトコインの割合は資産全体の0.5%くらいにしています。
ビットコインを1,000円でいいから投資することの本質は情報のアンテナをはることにあります


もちろん今からビットコインを1,000円分買って、手放さずに持っていても億万長者にはなれません。
ですが、それでも1,000円でいいのでビットコインを買うことには大きな意味があります。
情報にアンテナを張って生きるべき
それは、暗号資産のフィールドに対してアンテナが張られるということです。
実際にビットコイン・アルトコインを持ってみるとわかると思いますが、価格やニュースにすごく敏感になります。
実際に僕も1日に何度も価格をチェックしたり、仮想通貨サイトで情報収集をしています。身銭を切ることで、こうした感覚が備わるというか、脳が勝手にそういうことをやりだす感じです。
試行錯誤が最強のライフハック
「絶対に仮想通貨で将来大儲けできるのか?」と言われれば、それはわかりません。
未来を予言できる人はいませんので…。
ですが、持たざる者が成功するためには、高速で試行錯誤を繰り返すしかありません。
仮想通貨でもなんでもいいので情報にアンテナを張り巡らせ、毎日行動しつつ、ビットコインの積立も継続する。
その上で、次の大波が来るのを待つ。
こんな感じです。
少しでもビットコインに興味が湧いたなら1,000円投資を始めてみてください。
きっと世界が変わると思います。