
「化学の勉強って何をやればいいんだろう? どの問題集を使って、どう勉強すれば、共通テストの化学で7割くらい狙えるのか知りたいです! 」
こういった悩みに答えます。
- 本記事の内容
- 使用する化学の問題集
- 化学の勉強法について
- 勉強する上での注意事項
こんにちは、シュンスケです!
理系受験生には避けて通れない科目である化学。
現代文や社会科と違い、とっつきにくいし、勉強もどうしていいかわからない人は多いと思います。
そこで今回は、
化学で使うべき問題集と勉強法について、共通テストで7割狙うことを前提に解説していきます。
やらなきゃいけないのはわかってるけど、何をしたらいいかわからない受験生はパパっと目を通してみて下さいm(_ _)m
それでは本題に入りましょう!
共通テストの化学で7割狙う方法


まずは結論から。
使用する化学の問題集
- 化学の新標準演習
- 化学の点数が面白いほどとれる本
- 赤本(共通テストの過去問)
使うのはこの3冊のみとします。
あまり手を広げすぎても消化不良を起こしますし、できもしないほど問題集を買い込んでも、やれなければ意味がないので。
共通テストの化学で7割とるシンプルな勉強法
- 化学の点数が面白いほどとれる本を繰り返し読み、知識を仕入れる
- 化学の新標準演習で問題を解いていく
- 共通テストの過去問で演習を積む
この3ステップだけでOKです。
化学の勉強法をもう少し詳しく解説


上記の化学勉強法をもう少し詳しく解説します。
ステップその1:インプット
元となる知識がないと始まりません。
なので、化学の入門書を読み込んで基本的な知識を頭に入れていきます。
この部分に関しては、学校の教科書でも構いません。
ただ教科書は無味乾燥でつまらないので、イラストが豊富な市販の参考書をオススメしておきます。
有名な「面白いほど〜」シリーズですね。
僕もこれを使いました。
名著というわけではありませんが、必要十分条件は満たしています。
参考書マニアになっても試験の点数は上がらないので、早く自分に合ったインプット用の入門書を選んで勉強を開始しましょう。
やり方は単純に、繰り返し読み込む。
ただこれだけです。
その際、
- 1周目:軽く流し読み
- 2周目:太字・赤字に注意して読む
- 3周目:細部までしっかり読み込む
- 4周目:慣れてきたら用語を暗記していく
- 5周目:実験や化学式など、ペンを手にして実際に書いてみる
このように、
周回ごとに、どこまでやるのか、どの程度やるのかを決めて取り掛かるようにしてください。
初回から完璧に理解・暗記するつもりで始めると、あなたが化学の天才でもない限りパンクしてしまいます。
最初は軽めに、徐々にしっかり細部までという順番は意識してくださいね。
ステップその2:アウトプット
入門書を繰り返し読み込み、7割か8割くらい内容が頭に入ったら、問題演習に入ります。
入門書を100%完璧にしてから問題演習に入ろうとすると、時間がいくら合っても足りないので、適当なところで切り上げてください。
問題演習で使う「化学の新標準演習」の中にも知識をまとめたページがあるので、そこで入門書の復習もできます。
実際に見るとわかりますが、結構分厚いです。
ただ、これ一冊で標準クラスの問題はほぼ網羅しているので便利だと思います。
やり方ですが、
- 頭から順番に自力で解いていく
- わからない問題は解答解説を見て理解する
- 定期的に復習しながら、どんどん進めていく
これだけです。
解説用の冊子に情報を詰めすぎていて、見にくい(字も小さい)ので若干ストレスを感じる人もいるかもしれませんが、それだけ解説が詳しいということなので、この部分に関しては我慢しましょう。
こちらも7割8割ほど理解できれば良しとしましょう。
他の科目もそうですが、完璧主義はキリがなくなるので深追いは厳禁です!
ステップその3:実践演習
最後に赤本(共通テストの過去問)を使って、実践トレーニングです。
いろんな予備校から出ている予想問題でもいいのですが、共テの過去問で演習をかけるのが一番実践形式に近いので、最初はここから入ることをオススメします。
やり方は、
- 時間を計って解く
- わからなかったところは解説を見て理解する
- 解説を見てもわからないところは、「面白い〜」「新標準演習」に戻って復習する
これを数年分やりこみます。
この時点で7割8割取れていれば、共通テスト・化学は完成したと思ってOKです。
あとは本番まで復習したり、予想問題で演習してもいいでしょう。
まだそのラインに届かない人は、インプット本・アウトプット本に戻って、苦手な単元を中心に復習をかけましょう。
赤本で7割に届くまでは、その繰り返しです。
化学の勉強がスムーズに進まなかったらどうする?


入門書から過去問演習まで、全てがスムーズに進んでいる人はいいのですが、
化学という科目の特性上、途中でつまずく人の方が多いんじゃないでしょうか?
僕も、解説が全く理解できない箇所は結構ありました。
化学の勉強につまずいたらどうする?
対策はこの3つ。
- 学校・塾・予備校の先生に聞く
- もっと簡単な入門書をあたってみる
- YouTubeで調べる
学校や塾に通っている人は、先生に聞けば解決できますね。
また、先生には聞きにくい人や、浪人生(宅浪生)は、「面白い〜」よりもっと簡単な化学の参考書をあたってみるのも手です。
オススメはYouTube!
聞く先生もいないし、参考書をバンバン買うお金なんかないよ!
という人は、YouTubeで調べてみることをオススメします。
実際見てもらえばわかりますが、実に様々なチャンネルがあり、解説も図解付きですごく詳しいです。


化学の全単元をチェックしたわけではありませんが、入門〜標準レベル知識ならYouTubeでまかなえそうです。
もし勉強していて理解できない箇所があったら、検索をかけてみると案外すんなり解決するかもしれません。
共通テストの化学は7割狙いでも早めに手をつけ始めないと手遅れになる


受験生の中には、理科を後回しにする人が結構います。
数学や英語に比べ分量が少ないので、始めるのが遅くても間に合うだろうという目論見からです。
確かに、数学や英語に比べれば分量自体は少ないです。
が、社会や古文・漢文に比べると、覚えることはとても多い科目でもあります。
また科目の特性上、理解することがとても難しく、社会科に比べて勉強がスムーズに進まないのが当然と思っておいた方がいいです。
- 先延ばしにしすぎるとヤバイ!
自分で立てた受験計画に従って、化学の勉強を遅らせているのであればなんの問題もありません。
ですが、ただなんとなく、
「化学の勉強は秋以降でいいや」
などと悠長に考えていると本番前に爆死します。
受験計画や志望校のレベルは人それぞれですが、化学に関しては、
インプット作業だけでも早めに(できれば春先から)始めるのがいいと思います。
間違っても舐めてかかって、秋以降焦ることの無いようにしましょうね!
【共通テスト・化学】最短で7割取る勉強法のまとめ!


最後にこの記事の内容をまとめておきます!
- メインで使う問題集
- 化学の新標準演習
- 化学の点数が面白いほどとれる本
- 赤本(共通テストの過去問)
- 共通テスト・化学で7割とるための勉強法
- 化学の点数が面白いほどとれる本を読み込み、知識を仕入れる
- 化学の新標準演習で問題を解いていく
- 共通テストの過去問で演習を積む
化学は理解するのが大変な単元が多い科目です。
決して油断せず、インプットだけでも早めに始めるようにしましょう!