
「仮想通貨(暗号資産)のアスターってどんなコインなの?特徴や、将来性、買い方なども合わせて知りたいです!」
こういった疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- アスターの基本的な情報とその特徴
- アスターの価格推移と将来性
- アスターが買える取引所
- この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、実際に仮想通貨に投資している者です。ビットコインを中心に複数のアルトコインにも投資しています。
仮想通貨(暗号資産)のアスター(ASTR/Astar Network)について調べて記事にまとめましたので、これを読んでアスターについて学習しましょう。
なお、内容的に難しい部分もありますが、わかるところだけかいつまんでもらってもOKです。
時間がない人は、最後のまとめだけを見ても勉強になると思います。
それでは、本題に入りましょう。
アスター(ASTR/Astar Network)とは?


アスター(ASTR/Astar Network)とは、WEB3.0実現に向けた、日本発のプロジェクトのことです。
そして、仮想通貨アスターは、そのAstar Networkのガバナンストークンの名前になります。
アスター(ASTR)の基本的な情報のまとめ
通貨名称 | Astar Network |
ティッカーシンボル | ASTR |
発行元 | Stake Technologies社 |
発行日 | 2022年1月17日 |
CEO | 渡辺創太 |
価格(2022年12月) | 1ASTR=5.76円 |
時価総額(2022年12月) | 22,022,004,292円 |
総供給量 | 7,000,000,000 ASTR |
時価総額ランキング(2022年12月) | 143位 |
取扱取引所 | Binance、bitbank、KuCoin |
公式ホームページ | https://astar.network/ |
アスター(ASTR/Astar Network)の特徴


次に、アスターの特徴を解説します。
- 日本発のパブリックブロックチェーンを開発するプロジェクト
- ポルカドット(Polkadot)とパラチェーン接続している
- スマートコントラクト機能を持っている
- 独自のステーキングが可能
アスターの大きな特徴は上記の4つです。以下、詳しく解説していきます。
日本発のパブリックブロックチェーンを開発するプロジェクト
パブリックチェーンというのは、誰でも自由にネットワークに参入できるブロックチェーンのことです。中央集権的なシステムではなく、特定の管理者もいません。これにより、透明性の高い取引が可能になります。
アスターは、Stake Technologies社が開発するブロックチェーンです。
この会社は日本企業で、創業者も日本人と、完全に日本から発信されたプロジェクトなのが特徴。
政府主導だと動きが遅くて、世界的なWEB3.0の波に乗り遅れてしまいますが、民間からこういった新たな風が起こるのは素晴らしいことですね。それだけでも応援したくなります。
僕も、この企業やプロジェクトを少しでも応援したくて、少額ながら仮想通貨アスターを購入しました。
ポルカドット(Polkadot)とパラチェーン接続している
アスターは、ポルカドットに接続できるスロットを世界で3番目に獲得したプロジェクトです。
- 異なるブロックチェーンをつなぐプロジェクト
- 100個のスロット枠があり、パラチェーンオークションの勝者がリレーチェーンに接続できる仕組み
- パラチェーン:ポルカドットにつながるブロックチェーン
- リレーチェーン:ポルカドットのメインチェーンの名前。セキュリティが高く、パラチェーンにも高いセキュリティを付与できる
ポルカドットは異なるブロックチェーンをつないでいる
例をあげると、ビットコインとイーサリアムには互換性がないので、これらのブロックチェーン同士ではデータの送受信ができません。
しかし、この間にポルカドットを挟むことで、異なるチェーン同士でのやり取りが可能になるということです。
アスターはそんなポルカドットをサポートする存在


ポルカドットは異なるチェーンをつなぐことは得意ですが、Dapps(分散型アプリ)の開発を苦にしており、そこを補うのがアスターの役割ということになります。
ブロックチェーンを基礎に置いた、非中央集権型アプリケーションの総称。
- オープンソース
- 管理者が存在しない
- スマートコントラクトを採用
言い換えれば、アスターの役割は、ポルカドットを強化するということですね。
ポルカドットと他のチェーンをつなぐタコ足回線といったほうがわかりやすいかもしれません。
つまり、ポルカドットとアスターは、切っても切れない関係性にあるということです。
スマートコントラクト機能を持っている
イーサリアムが持つ機能の一つ。ブロックチェーン上のある契約や取引において、あらかじめ決められた処理が自動的に実行される仕組みのこと。
アスターは、イーサリアムのブロックチェーンとも接続しているので、スマートコントラクトの機能を持っています。
そのおかげでポルカドットにもこのスマートコントラクトの機能が付与されるというわけですね。
独自のステーキングが可能
アスターは「dAppsステーキング」という仕組みを採用しています。
ステーキングとは、仮想通貨を保有しているだけで収入が得られる仕組みのことです。
dAppsステーキングの報酬は、その一部が開発者に配分される仕様になっています。そのためその報酬を目当てにアスターネットワークに開発者が集まることが期待され、さらに優れたサービスが生まれる可能性が高まります。
アスター(ASTR/Astar Network)の価格推移


仮想通貨アスターの過去から現在にかけての価格推移を確認しておきましょう。
アスターの過去から現在までの価格推移


アスターの最高値は、2022年4月につけた38円台ですね。
上記のグラフでは3月〜4月にかけて、価格が高騰していますが、これはマイクロソフトとの提携やコインベースからの資金調達の発表を受けての結果です。
その後、5月には6円台まで下げて、2022年12月現在は、1ASTR=5.76円ほどになっています。
アスターの将来の価格予想
アスターの今後の価格に関しては、軒並みポジティブな予想が出ています。
3つのサイトで確認した結果が以下の通り。
Digital CoinPriceの予想
- 2022年 0.05ドル
- 2025年 0.18ドル
- 2030年 0.60ドル
TechNewsLeaderの予想
- 2022年 0.04ドル
- 2027年 0.19ドル
- 2032年 1.22ドル
PricePredictionの予想
- 2022年 0.04ドル
- 2025年 0.13ドル
- 2030年 0.87ドル
これらのサイトの予想をまとめると、アスターは数年以内には現在の価格の約3倍、10年後には10〜30倍ほどに上がるとの見方のようです。
将来、そこまで上がるのであれば、現在の5円は破格の値段なので、追加で購入するのもありですね。
アスター(ASTR/Astar Network)の将来性





アスターには、将来性はあるのかな?
結論から言うと、仮想通貨アスターには将来性があると思います。
理由は下記の通り。
- アスターの将来性の根拠
- 大企業や個人投資家から出資を受けているから
- 接続しているチェーンの数が増えれば、価値も上がるから
- ポルカドットと連動して、価値が上がる可能性もあるから
一つずつ解説を入れますね。
大企業や個人投資家から出資を受けているから
アスターネットワークは、数多くの企業やプロジェクトから出資を受けています。
- コインベース
- マイクロソフト
- コインチェック
- Amazon AWS
特にマイクロソフトにおいては、システム開発やマーケティングの面でも支援をするとのこと。
またこの他にも、多くの個人投資家からの出資も受けており、有名な方では本田圭佑氏やギャビン・ウッド氏(ポルカドット創設者)も含まれています。
アスターに対する期待感の高さが伺えますよね。
接続しているチェーンの数が増えれば、価値も上がるから
現在のところ、アスターネットワークはポルカドットやイーサリアムとのブロックチェーン接続をはたしていますが、今後、そのチェーンの数が増えていけば、価格の上昇にもつながります。
Stake Technologies社から、接続するブロックチェーンの追加などの情報があれば、随時チェックしていきたいですね。
ポルカドットと連動して、価値が上がる可能性もあるから
アスターはポルカドットと接続しているパラチェーンなので、良くも悪くもポルカドットの影響をモロにかぶることになります。
そこがアスターのメリットであり、デメリットでもあるのですが、ポルカドットは時価総額ランキング11位(2022年12月現在)と上位グループにいる仮想通貨なので、安心感はありますね。
アスター(ASTR/Astar Network)が購入できる取引所


仮想通貨アスターを購入するには、仮想通貨の取引所で口座開設をしなくてはなりません。
- Binance
- bitbank
- KuCoin
日本でアスターを取り扱っている取引所は、bitbankのみです(2022年12月現在)。
ですので、今すぐアスターを購入したい人は、bitbankで口座開設しましょう。
海外の仮想通貨取引所は基本グレーです。安全に通貨の取引をしたい人は、金融庁から正式に認可を受けた日本国内の取引所を使うことを強くオススメします。
別に今すぐ買いたいわけではないという人は、日本の他の取引所でアスターの取り扱いが始まるまで待つのもいいかもしれません。
アスター(ASTR/Astar Network)まとめ


最後に、仮想通貨アスターについてまとめておきます。
- ASTR/Astar Networkのまとめ
- アスターは日本発のブロックチェーンプロジェクト
- ポルカドットに接続されており、価格も連動して上下する
- アスターの価格は現在のところ約5円(2022年12月)
- 10年後には10〜30倍まで価格が上昇するとの予想もある
- 国内、海外の企業や個人に支援されているプロジェクトであり、注目度は高い
- 仮想通貨アスターは、日本ではbitbankのみ取り扱っている
アスターは技術的にも今後さらなる飛躍が見込める注目のプロジェクトです。
将来の価格上昇に期待して仮想通貨アスターに投資してみたい方は、bitbankで口座開設しましょう。